側湾症と腰方形筋の関係を徹底解説 姿勢の歪みと腰痛を引き起こすメカニズムと正しい改善アプローチ

腰・尻・股関節痛

側弯症は背骨が左右に曲がり、ねじれを伴う状態を指します。

この歪みにはさまざまな要因が関係していますが、その中でも見逃せないのが腰方形筋の影響です。

結論からお伝えすると、腰方形筋は側弯症の「直接的な原因」ではないものの、側弯を進行させたり、歪みを固定化させたりする重要な役割を担っています。

この記事では側湾症と腰方形筋の関係について、最新の知見をもとにわかりやすく解説します。


腰方形筋とはどんな筋肉か

腰方形筋は骨盤(腸骨)から腰椎、そして第12肋骨をつなぐ深層筋です。

体の奥に位置し姿勢の安定に大きく関わっています。

主な役割は以下の通りです。

  • 体幹の側屈(体を横に倒す動き)
  • 骨盤の安定
  • 腰椎の支持

この筋肉は左右に1つずつ存在し、バランスよく働くことで背骨の安定が保たれます


側湾症と腰方形筋の関係とは

側弯症と腰方形筋の関係は非常に密接です。

特に重要なのは左右の筋肉バランスです。

片側の腰方形筋が硬くなると、以下のような変化が起こります。

  • 骨盤が引き上げられる
  • 腰椎が片側に引っ張られる
  • 背骨に側方へのカーブが生じる
  • ねじれ(回旋)が加わる

このように、筋肉のアンバランスが背骨の歪みを強めてしまいます。


側弯を進行させる悪循環の仕組み

一度背骨にカーブができると、体には不均等な負荷がかかるようになります。

すると、

  • 特定の筋肉に負担が集中する
  • 腰方形筋がさらに緊張する
  • 姿勢が固定される
  • カーブが強くなる

という悪循環が生まれます。

リハビリの現場でもこの「筋肉による固定化」は重要な問題とされており、側弯の進行を抑えるための大きなポイントになっています。


シュロス法から見る腰方形筋の役割

側弯症のリハビリとして知られるシュロス法では、筋肉の左右差が重要視されています。

特に、

  • 凹側(へこんでいる側)では筋肉が短縮している
  • 腰方形筋が背骨を引き込み、歪みを固定する

と考えられています。

このため、単に筋肉を鍛えるだけではなく、

  • 短縮している筋肉を伸ばす
  • 弱くなっている筋肉を強化する

といったバランス調整が重視されます。


側弯症の種類と腰方形筋の関わり方

側弯症は種類によって腰方形筋の役割が異なります。

特発性側弯症の場合

原因ははっきりしていませんが、筋肉の左右差がカーブを強める要因になります。

腰方形筋は進行や固定化に関与します。

機能性側弯症の場合

姿勢や生活習慣が原因のため、腰方形筋が直接的な引き金になることがあります。

  • 足を組む癖
  • 片足重心
  • 長時間の同一姿勢

これらにより筋肉が偏り、一時的な歪みが生じます。

変性側弯症の場合

加齢により椎間板が変化し、体のバランスが崩れます。

腰方形筋は姿勢を支えようとして過剰に働き痛みの原因となります。


腰方形筋へのアプローチが重要な理由

側弯症に伴う症状特に腰痛や姿勢の歪みの改善には、腰方形筋へのアプローチが非常に重要です。

主な効果は以下の通りです。

  • 筋肉の緊張を緩める
  • 背骨への引っ張りを軽減する
  • 可動域を改善する
  • 痛みを緩和する

ただし、重要なのは「どちら側をどうケアするか」です。


効果的なセルフケア方法

短縮側のストレッチ

硬くなっている側の腰方形筋を伸ばすことで、背骨への偏った牽引を緩和します。

体を反対側へゆっくり倒すストレッチが有効です。


弱い側の筋力強化

伸びきっている側(凸側)の筋肉を鍛えることで、姿勢のバランスを整えます。

体幹トレーニングや側屈のコントロール運動が有効です。


日常姿勢の見直し

日常生活の癖が、側弯を悪化させる大きな原因です。

  • 足を組まない
  • 片側に体重をかけない
  • 長時間同じ姿勢を避ける

これらを意識するだけでも改善につながります。


セルフケアで注意すべきポイント

腰方形筋は非常に深い位置にあるため、一般的なマッサージでは十分にアプローチできないことがあります。

また、

  • 自己判断で強くストレッチする
  • 左右を間違えてケアする

といった行為は逆に歪みを強める可能性があります。

特に成長期の側弯症では、医療機関での評価や装具療法が必要になる場合もあります。


側弯症自宅でできる改善方法

側弯症は単純な骨の問題ではなく、筋肉との密接な関係の中で成り立っています。

その中でも腰方形筋は、

  • 側弯を進行させる
  • 歪みを固定化する
  • 痛みを引き起こす

といった重要な役割を担っています。

 

この記事では背中が曲がる側湾症でお悩みの方が自宅で痛みを和らげられるよう改善方法について解説します。

側湾症は病院や色々な治療院に行ってもなかなか良くならない症状です。

加茂形外科医院院長・加茂淳先生は医学書のベストセラー『トリガーポイントブロックで腰痛は治る!』の中で痛みと筋肉についてこのように言っています。

「痛みのメカニズムを知らない医師」

腰痛など筋骨格系の痛みのほとんどは、 筋肉のけいれんからくる「筋痛症」が原因です。

 簡単に言うと、 筋肉の痛みです。 

ところが、 医師の卵は、その肝心な 筋肉の生理学や病態についてはほとんど習わない のです。

なぜか 現代医学から「筋肉」がすっぽり抜け落ちてしまっています。 

いまの医学教育では、「痛みのメカニズム」については、基礎医学の生理学で 臨床の勉強を始める前にちょっと習うだけで、医師になる頃にはすっかり忘れている のが現状だと思います。

つまり痛みのメカニズムを忘れてしまった医師が、習ったことがない筋肉の病態を診ている のです。

そして、  レントゲンやMRIや関節鏡で見える「骨格異常」が痛みの原因だと教えられ、疑うこともせずそう思い込んでいる のではないでしょうか。

加茂整形外科医院院長・加茂淳先生の著書『トリガーポイントブロックで腰痛は治る!』より抜粋

ながおか
 

筋肉はレントゲンに写らないので病院で検査しても分かりません。そしてどういう訳か病院には「筋肉科」がありません。

ですから筋肉の問題を研究しているドクターや治療家はほとんどいないのが現実です。

大抵はレントゲンで分かる骨や神経などが症状の原因になってしまいます。

側湾症で背中が曲がる原因

側湾症の原因が骨盤の歪みに起因していると分かる写真

側湾症の原因が骨盤の歪みに起因していると分かる写真

程度の差はありますが、写真のように側弯症(背中が曲がっている)人はたくさんいます。

エプロンを掛けると片方がずり落ちてくる人も多いと思いますが、これは側湾症で体が傾いているからです。

 

病院でレントゲンを撮るまでもなく背骨が曲がっていることは間違いありません。

整体院等でも「背骨が歪んでいる」「骨盤が歪んでいる」と指摘されると思います。

それも間違いありません。

解決するために重要な問題は何故曲がるかということです。

どうして背中が曲がるのか?

骨盤の歪みと側湾症

骨盤の歪みと側湾症

写真で分かるように背中が曲がっている状態に目が行きますが、よ~く写真を見ると実は骨盤が傾いているのが分かります。

骨盤が傾いて右のお尻がイスから浮いている状態が分ります。 

下イラストで分かるように背骨は骨盤の上に立っています。

正常な状態では背骨は骨盤にたいしてまっすぐに立っています。

しかし骨盤が傾くと立っている背骨も傾くことになります。 

背骨が曲がっていることに目が行きますが、実はこれが側湾症の本当の原因です。

 

次の問題はなぜ骨盤が歪んで傾くのか?という事です。

それが分からないと間違った治療になってしまう危険性があります。

背中が曲がっている事にどうしても目が行きますが、側湾症の人は大抵腰痛を伴っています。

そこに本当の問題が隠れています。

骨盤が歪む原因となる筋肉

骨盤が歪む原因となる筋肉

背中が曲がる側湾症の人は大抵慢性的な腰痛を抱えています。

上写真は体の構造です。

骨盤の上の左右に「腰方形筋」という筋肉があります。

この「腰方形筋」に触ると硬くなっていて、押圧すると強い痛みを感じます。

腰痛の原因です。

骨盤が歪む原因となる腰方形筋

骨盤が歪む原因となる腰方形筋

そして上図のように左右の「腰方形筋」の筋肉の状態が全く違っています。 

片方は伸びた状態で硬くなり、もう一方は縮んだ状態で硬くなっています。

そして骨盤と肋骨に繋がっているので、 長いつっかえ棒と短いつっかえ棒で両側から固定された状態になっています。

ところがこのような状態を病院に行ってレントゲンを撮っても分りません。

筋肉はレントゲンやMRIに写らないからです。

骨の曲がった状態だけが写るので骨の問題と誤解されてしまうのです。

自宅でできる側湾症の改善方法

最初軽く押圧して実際に痛んでいる部分を確認します。

下の写真は、1枚1枚パッチを貼って患者さんの痛んでいる状態を確認した写真です。

側湾症の痛みを確認した写真

側湾症の痛みを確認した写真

左側が広範囲に痛んで右側が比較的狭い範囲で痛んでいるのが分かります。

ウエストラインのくびれも違うし骨盤も傾いているのが分かります。

左右の「腰方形筋」の筋肉状態が全く違います。 

片方は伸びた状態で硬くなり、もう一方は縮んだ状態で硬くなっています。

と言いましたが、こんな感じで左右筋肉の損傷状態が違うのです。 

 

実際の治療で1枚1枚パッチを貼るのは大変なので、側湾症はメディカルイオンシートを使います。

右写真のように、押圧して腰や背中の痛い部分を確認しながらメディカルイオンシートを貼ります。

側湾症の施術方法解説

側湾症の施術方法解説

「腰方形筋」を中心に腰、背中、お尻などの痛んでいる部分を確認しながら「イオンシート」貼ります。

シートを貼るとすぐに痛みが楽になるのが分かります。

そして背中の曲がり具合にも変化が起こります。

背中の曲がった状態は、筋肉の回復と平行して改善されていきます。

側湾症と痛みが改善した事例

 

ながおか
 

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